一口に学習塾といっても、
多くの塾がありますし、講師の質も様々です。
何十年も指導しているベテラン講師もいれば、
大学に入学したばかりの学生講師が多い塾もあります。
大手で教室の多い塾でも評判の良い教室もあれば、あまり良くない教室もあります。
また、高校入試は都道府県によって違いが大きいので、
通おうとしている塾が受験情報に精通しているかどうかも見極めなければなりません。
このように、
塾をしっかり選別しなければ、良い塾に当たることが出来ないのです。その点で、中学生の塾選びは、実は少し難しいと言えます。
勉強に対する意欲があり、自分でしっかり勉強出来るタイプの生徒さんであれば、
どんな塾でもしっかり予習復習をして、成績も飛躍的に伸びるということもあります。
このようなタイプの生徒だと、
分からない所を質問する相手がいれば自力で成績を伸ばせるので、
実は塾は必要ないかもしれません。
経済的に余裕が有り、
塾の教師が良い方針を示してくれるなら、塾通いは最良です!
そのため、自宅で学習出来ない、成績が落ちている など、
切羽詰まった状態での塾選びが難しいと思います。
中学生の場合、
塾で勉強するきっかけやペースがつかめれば、成功する可能性が高いですが、
塾に行っても授業中寝ている、集中しない、宿題をやらない状態になってしまうと、
通ってもほとんど効果はありません。
また、生活ペースが乱れて、疲れてしまい、
学校の授業で集中していない状態になると、成績にも響いてしまいます。
高校受験は、
学校の教科書の内容を確実に理解することが基本です。
学校の授業を聞いて自分で復習してみても理解出来ないようであれば、
小学校の国語や算数の復習が必要になることもあるでしょう。
多くの塾はカリキュラムに沿った内容や、
塾のテキストにそった学習しかしてくれません。
塾に通えば解決出来るのかどうか、一度よく考えてみてください。